NATURALTIME WEB LESSONは各種マッサージ(オイル、クリニカル、ロミロミ、マッスルリンパドレナージュ、タイ式、フェイシャルマッスル、マタニティ等)に、オステオパシー整体、ストレッチなどの様々なボディワークを加え、中本式コアバランスメソッドを用いて効果的に習得できる、マッサージ&ボディワークスクールの通信講座です。

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自宅サロンの準備☆・・・リスク、経費とも、ぐっと少なくてすむ自宅サロンは、一度は実現してみたい夢のひとつです。よその?自宅サロンに負けないように、計画を立てて準備をしていきましょう。まずは、サロン作り〜物の準備〜から!

*自宅サロン・・・部屋を決める
どの部屋がベストか…それを冷静に考えてみましょう。生活の中で一部屋を空けるということは結構大変な手間が出てくるので、ついつい空けやすい部屋ということになってしまいがちですが、それでよいのか、本当にベストな部屋はどれかを考えて、出来れば空けやすいではなくベストな部屋をサロンにしていきましょう。

○選ぶポイント
・位置・・・玄関から近い、またはその部屋が庭などに接していて、直接出入りが出来る、そんな位置にある部屋がベストだと思います。しかしそれが無理な場合は部屋までの導線に生活感をなくして、自宅サロンまで、気持ちよくお迎えしましょう。

・広さ・・・ベッドの周りの最低限、必要なスペースが、(ベッドも含む)縦3m50cmくらい、横2m50cmくらいです。このスペースを部屋にどう置くかで、残りのスペースの使い方を含め、大きな置き位置が決まると思います。余るスペースが多いと、パーテーションなどの仕切りを置いたりして、着替えるスペース、またはお茶などを飲んでいただくスペースを作ったりします。

*コンセプトを決める
メニューなどの内容にも左右されると思いますが、(メニュー作りなどは別ページで解説しますね)サロン内装のコンセプトを決めましょう。予算、内容に合わせて、内装の業者に任せる部分があるのか、全部自分でするのかも決めないとだめですね。業者に任せるとしても、コンセプトをしっかり決めておかないと満足するものは作れないと思います。しっかり考えてみましょう。
○ポイント
・テイスト
・・・和風、アジア風、欧米風、自然な感じ、モダンな感じなど、さまざまなテイストがあります。自分が作り出したいサロンに似ているものをインターネットや雑誌、パンフレットなどで探し出してみましょう。大きなテイストを決めると、アジア→バリ→海辺、アジア→タイ→お寺・・・といった風にイメージが膨らんでくると思います。
実際に、サロンやスパなどのパンフレット、ホームページを見ると、(私的には海外のものがより参考になると思います)配置なども含めて、ヒントをもらえるのでは!
・テーマカラー
・・・テイストとともに、テーマカラーを決めてみましょう。テーマカラーに合わせて、同系色でまとめていくことになると思いますが、さし色的な第二のカラーを作ったりすることもポイントになることでしょう。
       
 
★ポイント 弱点を活かす
・畳や壁などをどのようにお洒落に、生活感をなくした演出をほどこすのかを悩む方は多いと思います。反対にアピールしてみてもいいかもしれません。部屋の弱点をどう活かすか・・・これはサロンつくりにスタートになるかもしれません。
 
*計画を立てる

予算に対しての購入計画、内装を作っていくタイムスケジュールを作りましょう。計画を立てないと作業がのびのびになったり、どんなタイミングに、どんなものを購入して、使ったり、配置したらいい、などの作業順序が効率の悪いものになります。
○予算、購入計画
実際に必要な備品は、部屋によって違うものと、ほとんどの自宅サロンには必要なものとに分かれると思います。細かい備品準備の質問は個別にお待ちしていますので、ここでは大きく考えていきましょう。
・ベッド&べっどまわりの備品
・・・ベッドやシーツに関する準備は別のページで説明しました。(セラピストへの道!初級準備編)追加は施術者が座って施術を行う時に椅子が必要となります。その他は思いついたら質問してください。
・ディスプレイ的な備品1
・・・何かポイントになる家具的なものがあったりすると締まる!かもしれませんね。この分野も、完全にディスプレイ的に必要なものと、お客様が座るために椅子&ミニテーブル、といった必要なものに分けては、その都度配置を考え、予算と照らし合わせて、計画します。
・ディスプレイ的な備品2
・・・大切な分野が照明です。間接照明がよいと思います。(上向きのお客様に天井からの直接照明はまぶしいです)間接照明をどこに置くかを考えるとともに、間接照明自体が、大きなポイントになる家具の役割をすることもあります。
・その他1
・・・考えずに計画をすると、後々、やっかいなことになるかもしれないのが、部屋に入るドアの位置、開ける方式、壁の雰囲気、そして床の状態(たたみ、フローリングなど)。この分野は、ぜっかくのテイストをつぶすことも多いにありえますので、込み!で考えていきましょう。
(壁・・・私の自宅サロンは、自分でクロスの上からクロス用のペンキを塗りました。いろんなアイデアがありますので、質問してください)
・その他2
・・・これも忘れてはいけない分野ですが、部屋までの導線部(たとえば、玄関〜廊下〜部屋)、そしてトイレもお客様の目がいくところとなりますので、この分野もサロンのコンセプトに合わせた演出をすることになりますね。この分野から生活感を特になくすことが、サロンのグレードを上げることになるのでは・・・
自宅サロン間取り〜その1〜
 
★ポイント1 お客様の導線

・ベッドの位置・・・ベッドまわりの空間を含めて、ベッドの位置を決めてみましょう。

・お客様の導線をイメージする・・・玄関から、サロンの部屋までのルートよサロン内で着替える、お茶を飲む、ベッドに寝るといった導線を、具体的にイメージしましょう。
★ポイント2 お客様の目線

お客様の目線を想像し、ディスプレイ、間接照明などを作っていきましょう。

・ドアを開けた時の目線→壁1(インパクト!コンセプトが伝わるもの))
・お着替え、お茶を飲む時の目線→窓、飾り棚1、梁1(ほっと出来る空間を演出)
・ ベッドに寝ている時の目線→天井1、壁2(天井にも何か工夫があるとベッドの上でもリラックスできます。天井、壁3あたりが、手を抜いてしまいがちなところでしょうか)
・施術後の目線→壁3(最後にチェックが入るゾーン、温かみのある演出で)
★ポイント3  間接照明

お客様がベッドに寝ている時に、直接光が当たらない位置におきましょう。天井の照明も工夫をしてみましょう。
★ポイント4  部屋の形

梁、不規則な部屋の形など、弱点とも言える場所に工夫を加えることで、アピールポイントになります。
例)講師 ナカモトの自宅サロン 4畳半(変形)でした

○作業計画

1.部屋の片付け・・・理想は部屋にあるものを一度全部どけること。その方が全体の様子が良く分かります。サロンには関係ないものを全部片付けましょう。ということは他の部屋も必然的に整理をして、物を受け入れる余裕を作らなければなりません。最初が一番大変な作業になりますが、部屋がサロンのために何もなくなった時はとても幸せな気分になります〜


2.壁、床、天井・・・最初に大きなところを処理します。壁を塗り替える、クロスを張り替える、床をフローリングにする、大きなラグを置く、天井の直接照明に薄い布をかぶせて柔らかい光にする・・・などなど)大きなところの計画を考えましょう。この時にドアにも問題がありそうなら考えます。


3。ベッドを置いてみる・・・最初の計画時よりも何もなくなった部屋でベッドを置いてみると、さらにイメージが具体的に膨らむことでしょう。ドアからのお客様の動き(たとえば、座ってお茶を飲む〜着替える〜ベッドに寝る〜着替える〜リラックス)を具体的に考えながら、配置を決めます。ベッドの横で着替えることになれば、着替える側の幅を広めに取ったり・・、お客様がうつ伏せになるときに、施術者はどちら側に立ってフォローをする・・・などなど。


4.間接照明、大きなポイント的な家具を置いてみる・・・窓の位置との兼ね合いもあると思います。大きなものから配置していきましょう。

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◇最終更新日 2011-05-12
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