NATURALTIME WEB LESSONは各種マッサージ(オイル、クリニカル、ロミロミ、マッスルリンパドレナージュ、タイ式、フェイシャルマッスル、マタニティ等)に、オステオパシー整体、ストレッチなどの様々なボディワークを加え、中本式コアバランスメソッドを用いて効果的に習得できる、マッサージ&ボディワークスクールの通信講座です。

〜4 背部の筋肉〜
◇筋肉を覚えるana4-1
 
 ここから筋肉を覚えていきます。
 筋肉名、起始と停止の位置、機能(その筋肉が収縮したとき、身体がどのように動くか)の説明をしています。はじめは筋肉を見て、起始・停止・機能がすぐに答えられるように、最終的には身体の動きから、どの筋肉が機能しているかを答えられるようになるのが目標です。

 また、筋肉は何層にも重なっている部分もあれば、そうでない場所もあります。その重なり方や筋肉の繊維方向なども観察してみましょう。

 まずは自分で、各筋肉の起始と停止の位置を確認してください。イラストをクリックすると、正解のイラストが表示されます。
◇背部 表層(1層目)の筋肉
 
僧帽筋(そうぼうきん) ana4-2
起始 後頭骨底〜胸椎12番
停止 鎖骨外側3分の1、肩峰
機能 肩甲骨を後内方に引く

→日常生活において、あまり機能する機械が少ない筋肉といえます。僧帽筋は着いている位置から、腕を支えるという仕事があり、後頭骨の下から腕にかけて斜めに腕を吊り下げるようにして支えています。真ん中部分は、前で何か作業をするときは常に少しだけ伸びた状態(=支えている状態)で固定されていることが多いです。
 筋肉は、しっかりと縮みしっかりと伸びてこそ、その筋肉の機能を果たし、エネルギーをしっかりと使うのですが、中途半端な状態はそうは言えません。充分に動かないので代謝もあまり良くないです。
  なので、僧帽筋は機能も少なく支えるのが多いので疲れている筋肉といえます。しんどい自覚症状を持っている人が・・・

 

広背筋(こうはいきん) ana4-3

起始 胸椎7番〜仙骨下部
停止 上腕骨の上部内側(小結節)
機能 上腕骨を後内方に引く(肩関節 内転、内旋、伸展)

→機能から、この筋肉が日常生活のどのような場面で使われていそうか、想像してみてください。

  歩くときに腕を振る動作が一番身近でしょうか。僧帽筋のときに説明しましたが、筋肉はしっかりと縮んでこそ、その筋肉の機能を果たし、しっかり筋肉を使っているといえるということから、ただ軽く腕をぶらぶら振って歩くだけでは使えているとはいえません。腕をしっかりと引けるところまで後に引いて歩くと、広背筋をしっかり使えます。その他ではあまり使うことを想像できないので、仕事は少ない筋肉といえます・・・

 

◇背部 中層 (2層目)の筋肉
 
肩甲挙筋(けんこうきょきん) ana4-4

起始 頚椎1〜4番横突起
停止 肩甲骨上内角
機能 肩甲骨を引き挙げる

→頸部が前に倒れすぎないように支えている筋肉です。肩甲骨と頸部、両方から引っ張られる位置にあるり、こりこりとした硬い感触をしています。機能も普段よくする動きなので、この筋肉は使ってしんどい、支えてしんどいと・・・

  ・・・ 続きはWEB LESSONで!

 
 
 
 
 
 
 
 
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◇最終更新日 2012-09-22
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